世界最高齢ダイアナモンキー「ワシントン」死ぬ


39歳、札幌市円山動物園で飼育され13頭の子供を残す

世界最高齢ダイアナモンキー「ワシントン」死ぬ

飼育されているダイアナモンキーとしては世界最高齢の39歳で死んだワシントン=9月1日(札幌市円山動物園提供)

 札幌市円山動物園は23日、飼育されているダイアナモンキーとしては世界最高齢の雄「ワシントン」が死んだと発表した。39歳だった。平均寿命は飼育下で30~35年という。

 同園によると、ダイアナモンキーは西アフリカなどに生息し、世界一美しいサルと言われている。ワシントンは1984年に来園し、13頭の子供を残した。6月ごろから筋力や視力の低下が進み、今月8日からは非公開の飼育スペースに移されていた。