ノーベル賞受賞者の大村さん、両親の銅像を建立


感性を育てた両親に感謝、深い愛情と人格そのものを表現

ノーベル賞受賞者の大村さん、両親の銅像を建立

大村智さんの両親、大村恵男・文子夫妻の銅像の除幕式=20日、山梨県韮崎市

 2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智さんの両親、大村恵男・文子夫妻(共に故人)の銅像の除幕式が20日、大村さんの故郷である山梨県韮崎市で行われた。銅像は両親に感謝の気持ちを示そうと、大村さんの兄弟姉妹が共同で建立した。

 式に参加した大村さんは「両親から勉強しろと言われたことはない。感性を育てる教育、情緒教育をしてもらったおかげで、美術や科学を研究する基礎ができたと思っている」と親への感謝の気持ちを語った。

 銅像が置かれたのは大村さんの実家の前で、韮崎大村財団記念公園内。制作した彫刻家の鷹尾俊一さんは「難しいテーマだったが、この像は権威や業績のためにではなく、ご両親の深い愛情と人格そのものを表現した」と話した。