エゾナキウサギが冬支度、餌集めに大忙し


北海道鹿追町の然別湖畔で、草をくわえて岩場を駆け回る

エゾナキウサギが冬支度、餌集めに大忙し

冬を越すため餌集めに大忙しのエゾナキウサギ=6日、北海道鹿追町

 
 
 北海道鹿追町の然別(しかりべつ)湖畔では、「ピー、ピー」と鳴きながら、エゾナキウサギが冬を越すための草をくわえて岩場を駆け回り、餌集めに大忙し。

 然別湖ネイチャーセンターによると、エゾナキウサギは体長15㌢ほどで日本では道内の山岳地帯だけに生息し、1万年以上前の氷河期に大陸から日本に渡ってきたという。

 冬眠はせず、秋に蓄えた餌を食べながら冬を越す。