我孫子市、移動図書館車「そよかぜ号」を導入
市内小中学校の巡回を開始、屋内で「密」発生を回避
千葉県我孫子市は、新しい移動図書館車「そよかぜ号」を導入し、12日から市内小中学校の巡回を始める。学校の図書室の蔵書以外に貸し出し可能な本を増やし、新型コロナウイルス対策として屋内で「密」が発生するのを防ぐ狙い。
そよかぜ号の蔵書は約3000冊。市内10校を月1回ずつ訪れ、4時間目から昼休みを挟んで5時間目まで滞在する。
市立図書館での7~12歳の本の貸し出し人数は、新型コロナの影響で感染拡大前から半減した。市担当者は「教室以外の活動で得られる明るい気持ちも届けたい」。