エコカー、高級車スポーツカーが勢ぞろい
国際展示場で「ジュネーブ国際自動車ショー」が開幕
最新の環境技術を使った車が集まるジュネーブ国際自動車ショーが4日、ジュネーブの国際展示場で開幕し、報道関係者に公開された。エコカーとともに超高級スポーツカーも数多く登場。メーカー各社は最新モデルを展示、市場活性化に期待している。一般公開は6~16日。
日米欧の自動車メーカーなど約30カ国からおよそ250社が参加。展示される約900台のうち、約100台は世界初公開モデルとなる。
環境規制強化に対応し、イタリアのフィアットやフランスのプジョー・シトロエン・グループ(PSA)など小型車メーカーは、排気量を小さくしつつ、効率を高めたエンジンの採用を拡大。日本勢ではマツダの小型コンセプトカー「跳(HAZUMI)」と新開発の小型ディーゼルエンジンが世界初公開となる。
一方、伊ランボルギーニは、わずか約3・2秒で停止状態から時速100キロに達する次世代主力モデル「ウラカン」を初披露。販売価格は3000万円を超えるとみられている。(ジュネーブ時事)