東京・渋谷で「ポーラ美術館コレクション展」


ゴッホ・ピカソなど仏で活動した画家28人の絵画を紹介

東京・渋谷で「ポーラ美術館コレクション展」

「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」で展示されているピエール・オーギュスト・ルノワール作の「レースの帽子の少女」=17日、東京・渋谷区

 フランスで活動した画家28人の絵画など86点の美術品を紹介する「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」が18日から、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれる。それに先立ち、17日に報道向け内覧会が行われた。

 本展では、モネをはじめとする印象派から、セザンヌやゴッホなどのポスト印象派、そしてキュビズムを確立したピカソまで、フランスを画題とした作品を展示する。このほか、魅惑的な輝きをたたえた少女像を描いたピエール・オーギュスト・ルノワール作の「レースの帽子の少女」などが、見る人の目を引き付けた。

 本展の主催者は「本展では、西洋の近代美術の展開を体系的にたどることができる。時代や様式を超えて受け継がれる美意識を堪能してもらいたい」とあいさつ。観覧料は一般1700円、大学・高校生1000円、中学・小学生700円。11月23日まで。