エンゼルスの大谷翔平、初の本盗決め勝利に貢献


無安打ながら2盗塁、投打の二刀流だけでなく走塁でも活躍

エンゼルスの大谷翔平、初の本盗決め勝利に貢献

5回、ホームスチールを成功させるエンゼルスの大谷(右)=8月31日、アナハイム(時事)

 エンゼルスの大谷が、日米通じて自身初の本盗を決めた。

 五回2死一、三塁。ウォルシュが1ボール1ストライクからの3球目を空振りすると一走がスタート。捕手が二塁へ送球する間に大谷は本塁へ突入し、際どくタッチをかわして生還した。目の前で見ていたウォルシュは「翔平がきょうも素晴らしいプレーをした」と賛辞を贈った。

 日本選手では城島や松井稼が大リーグで本盗を記録。通算509盗塁のイチローは一度もない。

 大谷は無安打ながら2盗塁、2得点でチームの3連勝に貢献した。8勝、42本塁打、22盗塁はいずれもチーム最多。投打の二刀流だけでなく、走塁でも非凡なところを見せている。(アナハイム時事)