新選組隊士ら慰霊で法要、近藤勇の胸像前で


ゆかりの京都・壬生寺で、池田屋事件にちなみ7月に開催

新選組隊士ら慰霊で法要、近藤勇の胸像前で

新選組局長近藤勇の胸像前での法要=16日、京都市中京区の壬生寺(時事)

 幕末に京都の治安維持を担った新選組ゆかりの壬生寺(京都市中京区)で、新選組や隊士らを供養する慰霊供養祭が営まれた。

 祇園祭の時期に起きた池田屋事件にちなみ、例年7月に開催しているが、新型コロナウイルス感染拡大のため、昨年に続き今年も法要のみ執り行われた。

 新選組局長近藤勇の胸像前で行われた法要では、松浦俊昭貫主らが読経を上げ、隊服姿の京都新選組同好会メンバーらが次々と焼香。松浦貫主は「コロナ禍の状況だが、手を合わせに来ていただけるのは非常にありがたい」と述べた。