徳島県鳴門市、屋内トレーニング足袋を開発
健康づくりと地場産業振興に、ふるさと納税の返礼品にも
徳島県鳴門市は、市内のメーカーやプロトレーナーらの協力を得て、屋内用トレーニング足袋「ナルトレタビ」を開発した。
デニム素材の足袋に、足指部分をカットした中敷きを装着。市内では足袋の生産が盛んで、健康づくりに役立ててもらうとともに、地場産業の振興につなげたい考えだ。製品は販売用のほか、ふるさと納税の返礼品としても活用する。
約200年の歴史を持つ市の足袋産業は、生活様式の変化により生産が減少。コロナ禍に伴う冠婚葬祭や学校行事の中止などの影響で売り上げが落ちたという。