東京駅前に巨大壁画「東京大壁画」がお目見え
横尾忠則さん親子作品、東京駅前の丸ビルと新丸ビルに
東京五輪・パラリンピックを文化面から盛り上げるため、美術家の横尾忠則氏と長女で画家の横尾美美氏が手掛けた世界最大級となる「東京大壁画」が完成し、17日、お披露目された。壁画は東京駅前の丸ビルと新丸ビルの側面をキャンバスに見立て、新丸ビルに忠則氏、丸ビルに美美氏の作品を展示。9月5日まで公開される。
壁画のコンセプトは「宇宙」。忠則氏は「水」、美美氏は「火」をテーマとし、独創的な作品に仕上げた。高さは約150メートルで、2作品の総面積は約7800平方メートル。原画を拡大し、シート状に細分化してビルの壁面に設置している。
17日午前、完成披露発表会に出席した小池百合子知事は「ダイナミックなスケールで描かれた素晴らしい作品となっている。2020大会の記憶にずっと残り続けることでしょう」とあいさつした。