河野規制改革担当相、ワクチン11月完了に自信


全国で累計接種5000万回超え、若者の接種の低調さが課題

河野規制改革担当相、ワクチン11月完了に自信

内外情勢調査会で講演する河野太郎規制改革担当相=6日午後、東京都港区(時事)

 河野太郎規制改革担当相は6日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、10~11月までに希望する国民に新型コロナウイルスワクチン接種を完了するとの政府目標について、達成は「可能だ」と自信を示した。全国での接種回数が累計で5000万回を超えたことも明らかにした。

 河野氏は「十分な量のワクチンが9月末までに入ってくる」と説明。「届いたものを打っていただければ、10月から11月までに希望する国民全てに2回接種するのは可能だ」と語った。

 7月末までとした高齢者接種の目標に関しても「かなりクリアできそうだ」と表明。「日本の自治体の底力は非常に大きいものがある」と、接種に当たる市区町村などの実務能力を評価した。

 河野氏は各国で課題となっている若者の接種の低調さに触れ、「発症予防、重症化予防に加え、後遺症を防ぐ意味でも若い世代の方にしっかり打っていただきたい」と強調。ワクチン効果の持続性について「多くの専門家が1年はもっているのではないかとの意見だ」と紹介した。

 菅義偉首相が9月末の任期満了に伴う自民党総裁選で再選を目指す場合、支持するか問われ、「閣僚として判断する」と明言しなかった。同党が過去2番目に少ない33議席にとどまった都議選結果を踏まえ、「しっかり衆院選に向けてメッセージを発信していかなければいけない」と戒めた。

 河野氏は、菅政権が看板政策に掲げる行政デジタル化の重要性も訴えた。9月のデジタル庁発足を見据え、「スムーズに動きだすため、前さばきで規制改革が必要なところはきちんとやっておかなければいけない」と語った。