JR西日本、非接触型券売機で実証実験を開始
新大阪駅に設置、画面から数センチ離れていても操作可能
JR西日本は2日、画面に触れず操作できる券売機の実証実験を新大阪駅で始めた。JRグループで初の取り組みという。2カ月ほど実施し、新型コロナウイルスの感染を心配する利用客からの需要や操作に問題がないか調べる。
設置場所は同駅東改札口の外にある券売機エリア。指定席券などを購入できる「みどりの券売機」の1台に、画面を囲う黒色パネルを取り付けた。赤外線センサーが利用者の指の動きを検知し、画面から数センチ離れていても操作できる。今後の導入については未定で、実験結果やコロナの感染状況を踏まえて判断するという。
JR西は「少しでも感染の不安を払拭(ふっしょく)したい」(担当者)としている。