オナイウがハットトリック、わずか6分間で達成
ゴール前の勝負強さを見せる、キルギスに5-1で快勝
わずか6分間でのハットトリック達成。オナイウは「結果で表すことが大事だと思っていた」。2000年に中山雅史が開始4分で3得点を挙げたのが最短だが、まれに見るスピード記録だ。
初先発で序盤は力む場面も。それでも前半26分に放ったヘディングシュートが相手のハンドを誘ってPKを獲得。27分に自ら冷静に蹴り込み、代表初ゴール。さらに31分には鋭い右クロスを押し込み、その2分後には左クロスに頭で合わせた。
けがで離脱した大迫に代わって追加招集され、11日のセルビア戦で代表デビューした。1トップはポストプレーを得意とする大迫が不動の地位を築いている。ゴール前の勝負強さという異なる特長でアピールに成功。それでも「ゴールが取れただけでは終われない」。貪欲な姿勢で代表定着を目指す。