女子ゴルフの笹生優花、フィリピンで切手に登場
郵政長官「前例のない勝利」、メジャー制覇はフィリピン初
女子ゴルフのメジャー大会最高峰、全米女子オープンを日本勢で初めて制した笹生優花が、母親の出身国フィリピンで切手に登場することになった。地元紙が11日、報じた。
フィリピンの郵政長官は「これは彼女の偉大な努力と社会への貢献を認めるささやかな方法。19歳のフィリピン人ゴルファーの前例のない勝利をたたえ、切手とはがきに登場する名誉を与える」との談話を出した。
日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた笹生は両国籍を持ち、フィリピンで本格的にゴルフを始めた。フィリピン人としては男女通じて初めてメジャー制覇を遂げ、今夏の東京五輪には同国代表として出場する見込み。将来的には日本国籍を選ぶ意向を示している。(時事)