「バレエは人生、努力すれば夢はかなう」
ローザンヌ優勝の二山治雄さん、記者会見と練習公開
スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した長野県松本市の高校2年二山治雄さん(17)が、所属する白鳥バレエ学園(長野市)で6日記者会見した。「これからがスタート。バレエはぼくにとって人生」と語り、「努力すれば夢はかなう」と後輩ダンサーたちも励ました。
同席した恩師の塚田たまゑさんは、決勝当日に緊張し切っていた二山さんを気分転換に美術館に連れて行ったエピソードを披露。「本番では滑らかに穏やかに表現してくれた」と絶賛し、「厳しい環境に身を置き、自分で駆け上がって世界の二山治雄になってほしい」と期待を表明した。
会見後、他の生徒と基礎練習を行う様子などを公開、体の柔らかさとダイナミックなジャンプで魅了した。後輩の中林秀太くん(14)は「いつも納得するまで練習していて尊敬しています」と目を輝かせた。