ホンダが29年ぶりにモナコを制覇、最終年に花


トラブル相次ぎ運も味方、悲願の年間王者へ大きな弾み

ホンダが29年ぶりにモナコを制覇、最終年に花

伝統のF1モナコ・グランプリを制したレッドブル・ホンダのフェルスタッペン=23日、モナコ・モンテカルロ(AFP時事)

 フェルスタッペンは最後までトップを譲らなかった。世界三大レースの一つ、モナコGPを初めて制し、「モナコでの表彰台自体が初めてで、優勝は特別」。スタッフたちと抱き合って喜びを爆発させた。

 抜きにくい市街地コースで運も味方した。ポールポジションのルクレールはマシントラブルで決勝の出走を断念。1列目は2番グリッドのフェルスタッペンだけとなり、きっちりスタートを決めた。また、背後につけていたボッタスはタイヤ交換時に問題が発生。リタイアに追い込まれた。

 ホンダ勢が伝統のモナコGPで勝ったのは29年ぶり。パワーユニット供給元としてのF1活動を終えるシーズンに花を添え、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「ホンダにとって最後のモナコ、特別なモナコで優勝できたことを非常にうれしく思う」と感慨を込めた。

 フェルスタッペンは年間ランキングでハミルトンを抜いてトップに立ち、製造者部門でもレッドブル・ホンダは首位に浮上した。「長いシーズン、これが続いてくれることを願う」とフェルスタッペン。悲願の年間王者へ、弾みとなる大きな勝利になった。(モンテカルロ時事)