中国海警船4隻 領海に侵入、今年14回目 沖縄・尖閣沖


国境警報

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で25日、中国海警局の「海警」4隻が約1時間半にわたり、日本の領海に侵入し航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は13日以来で、今年14回目。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」と、「海警1401」「海警2301」「海警6302」で、午前10時15~30分ごろ、魚釣島の西南西で領海に侵入。午前11時45分~午後0時5分ごろ、同島北北西から領海を出た。

 4隻は午後3時現在、領海外側の接続水域内にとどまっており、海保は引き続き警戒監視を続けている。

(沖縄支局)