日経と読売が処罰の公平性重視し裁判員判決破棄した最高裁を支持


「厳罰化」傾向に判断

 幼児を虐待死させた事件の裁判員裁判が下した、検察側の求刑の1・5倍に当たる判決の是非が争われた大阪1歳児虐待死事件(2010年1月)の上告審判決。最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)はこの24日に「裁判員裁判の量刑判断は尊重されるべきだが、他の裁判の結果との公平性が保たれた適正なものでなければならない。過去の量刑傾向を共通認識として評議を深めることが求められる」との初判断を示した。


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