日産と検察による陰謀論でゴーン被告の逃走を弁護するテレ朝・玉川徹氏


◆国益軽視のコメント

 民放の情報ワイドショーが日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)のレバノンへの密出国事件を連日取り上げている。外国政府を巻き込んだスパイ映画さながらの逃亡劇は、視聴者の好奇心を刺激するには打って付けのネタ。しかし、同被告は資金力を使ってわが国の司法制度を口八丁手八丁で批判しており、事件は日本の威信を懸けた情報戦に発展している。

 そんな中、保釈中の逃走という違法行為に理解を示し、結果的に同被告のメディア戦略に加担するコメンテーターが存在するのは、国益を軽視する日本のメディアならではの現象であろう。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ