家から外に出ると、熱風のような空気に…


 家から外に出ると、熱風のような空気にむっとする。梅雨明けから突然、真夏に突入したような印象。全国各地で30度以上の真夏日となり、35度以上の猛暑日となった所も多い。

 熱中症で緊急搬送される人が相次ぎ、亡くなった人もいる。テレビ番組でも、熱中症対策として水分補給について盛んに放映している。水を頻繁に飲めばよい、クーラーで室内を冷やせばいい、ぐらいに思っていた気流子には参考になることが多かった。

 水分補給といっても、コーヒーやお茶などカフェインのある飲み物だと利尿作用があるから、なるべく水の方がいいとか、一度に大量に飲むよりも適量を何度も摂取した方がいいなど。

 前から知っていたことでも再確認させられた。それにしても、かつては熱中症という病名をあまり聞かなかった気がするのだが、昔はそれほど大きく報道されなかったせいだろうか。

 気流子自身、小中学生の時に熱中症(当時は日射病)にかかったことがある。夏休みに朝早くから山にカブトムシを取りに行ったり、小川で泳いだり、小魚を取ったりと、丸1日、外で遊んでいた。帽子もかぶらずに、ハヤやカジカなどの小魚をバケツに入れて意気揚々と帰ってきた時に、突然めまいで倒れた。

 その時は夏バテの延長のように思っていたが、今から考えると重篤化すれば亡くなっていた可能性もあった。これからも暑い日が続くようだから、くれぐれも気を付けたい。