「小説のこんがらかつてきて昼寝」(湯浅典男)…
「小説のこんがらかつてきて昼寝」(湯浅典男)。夏らしく湿度が高いので、寝苦しい夜を迎えるようになった。時々、暑さで目覚めたりするので睡眠不足になりやすい。
寝不足のため、午後についウトウトとする。特に、電車などで眠っている人を見掛けることが多い。眠気というと春眠をイメージするが、夏も油断をしていると寝落ちしてしまう。
眠気を覚えるのは、読書をしている時もよくある。エンターテインメントのミステリー本ならば、犯人が分かるまでストーリーを追って眠気も飛んでしまうが、そうでない場合は、いつの間にか活字がぼやけて気付いたら本が手から落ちていたということもある。
自分の家ならばいいが、電車に乗っている時だと、その音で目が覚め、気まずくなってしまう。それが何度か続くと、眠気に襲われた時には、本をカバンに仕舞い、睡眠を楽しむことにしている。
スマートフォンで電子書籍を読むことが多くなったので、目が疲れやすくなっているのかもしれない。紙の本と電子書籍では読むスピードの違いもある。どうしても紙の本は遅くなってしまう。
ミステリーといえば、登竜門として数々の新人賞があるが、その中では何といっても江戸川乱歩賞がよく知られている。江戸川乱歩という名前は、米国の作家で詩人のエドガー・アラン・ポーから取ったペンネームで、本名は平井太郎。昭和40(1965)年のきょう、亡くなっている。