朝日新聞は目下、二つの「吉田」問題で炎上…


 朝日新聞は目下、二つの「吉田」問題で炎上している。一つは「慰安婦報道」で一連の「吉田清治氏の証言」記事を取り消したこと(先月5、6日に特集)。これで「軍による強制連行」とする唯一の根拠が崩れ「慰安婦報道」大誤報の責めを負うことになった。

 もう一つは東京電力福島第1原発事故をめぐって、政府の事故調査・検証委員会が同原発元所長の吉田昌郎氏から聴き取った記録(吉田調書)から、朝日(5月20日付)が「所長命令に違反、原発撤退」と原発職員が一斉に職場放棄したかのように報じた記事への疑義。

 吉田調書は近く公開され、朝日記事の嘘(うそ)か真かも白日の下にさらされようから、それを待ちたい。

 自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田氏に騙(だま)された構図で朝日も被害者だとする「慰安婦報道」特集では、吉田氏証言の記事を取り消したが、誤報が日本および日本人を貶(おとし)めたことへの反省や謝罪はなし。

 そればかりか問題を特集した週刊誌(新潮と文春)9月4日号(先月28日発売)の広告掲載を拒否して火に油を注ぐ挙に出た。特集2週目の両誌のタイトルは新潮「1億国民が報道被害者になった『従軍慰安婦』大誤報!」、文春「朝日新聞『売国のDNA』」。

 大誤報批判には月刊誌も参入した。「WiLL」は総力大特集120㌻「朝日新聞の『従軍慰安婦』は史上最悪の大誤報だった!」、「正論」(ともに10月号)は150㌻徹底批判「朝日新聞炎上」と。