花粉症の季節のせいか、マスクをしている人を…


 花粉症の季節のせいか、マスクをしている人を見かけることが多い。最近は、白ばかりではなく、ピンクや青のマスクをしている人もいる 。

 目立つので、ドキッとさせられる場合がある。本人はおしゃれのつもりなのかもしれないが、何か特別な職業に就いているイメージを受けるからだ。マスクだけで人相が変わる人もいる 。

 花粉症は一度発症すると、毎年悩まされる。対策には、マスクや飲み薬、注射などさまざまな方法があるが、決定的なものはないという印象だ。患者はティッシュを手放せない生活が続くので、いささか憂鬱な気分も 。

 花粉症は治癒するのか否か。そう言えば、会社の同僚が「今年は花粉症にならない。完全に治った」と吹聴していた。うらやましいと思っていたら、先日マスクをして出社して来た 。

 休日に久しぶりに高尾山に登ったら、辺りに花粉がひどく飛散していて再び発症してしまったという。「せっかく治ったと思っていたのに調子に乗って失敗した」とは同僚の弁 。

 ネットで検索すると、花粉症が突然治ったというケースもあると出ていた。それによると、乳酸菌などの摂取によって腸内環境が改善されたり、会社を辞めてストレスがなくなったり、あるいは妊娠・出産を経たりしたことで発症しなくなった例がある。だが、いずれもレアケースで絶対的ではない。やはり地道にマスクをして防衛するのが一番なのだろう。