大学入試センター試験が2日間の日程で全国…
大学入試センター試験が2日間の日程で全国689の会場で始まった。現行方式では最後となる試験だが、東京では雪のちらつく天候だった。この冬は東京圏で雪の風景はあまり見ていないので、印象的な光景だった。
大雪になると、電車などの運行に影響を与え、通勤通学に支障を来す場合が少なくない。それだけではなく、道路がマヒして物流が滞り、都会の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈する。
雪があまり降らないというのは、都会生活では平穏無事を意味するのだ。そういえば、東京メトロ銀座線の渋谷駅が新しくなった。常日頃からこの線を利用している気流子としては、便利だろうが不便だろうが使わないわけにはいかない。
実感としては、改札口まで遠くなったために乗り換えに時間がかかる。最初はどう行けばいいのか戸惑ったが、その後は迷わなくなった。遠くなったことで不便かというと、そこまではいかない気がする。むしろホームも乗車と降車が同じになったので、そのあたりは乗り換えに便利になったと言うべきだろう。
工事中には、地下鉄の迂回(うかい)経路をたどって乗り継ぎをしていたので、かなり遠回りだった。特に、少しばかり膝(ひざ)を痛めていたこともあり、乗り換えの駅によってはかなり歩いて階段を乗り降りするのは苦労した。
それが解消されたことで助かったという気分もある。今年は東京五輪・パラリンピックの年。駅がリニューアルされたのは外国からの観光客にも朗報だ。