職場体験発表会「中学生に恩返しの気持ち強まる」
東京都教育委員会が主催、西新宿の角筈区民ホールで
職場体験の成果について成果を発表する教師ら＝１５日、東京・西新宿の角筈区民ホール
中学生の勤労観を地域や事業者などが一体となって育む「中学生の職場体験」発表会（東京都教育委員会など主催）が15日、東京・西新宿の角筈区民ホールで行われた。
パネルディスカッションで、渋谷区立松濤中学校の大内弘全主幹教諭が中学１年時の職場訪問から中学３年時の受験の面接指導まで、３年間を通した実践が必要と指摘。職場や地域の人に見守られていると感じることで、生徒は恩返しの気持ちが強くなると述べた。
学校法人平田学園・府中市白糸台幼稚園の平田嘉史副園長は、中学校の教師に熱意があると事業者側も生徒側もやる気が出ると強調した。
