スー・チー氏がコームー地区で住民とごみ拾い
NLDメンバーも、ヤンゴン郊外の地元選挙区で率先垂範
11月のミャンマー総選挙で勝利した野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首は13日、最大都市ヤンゴン郊外にある地元選挙区のコームー地区で、NLDメンバーや住民とごみ拾いをした。
現地メディアによると、スー・チー氏は11月下旬、総選挙で当選したNLDの候補者を集めた会合で当選者に対し、国民への奉仕を説き、各選挙区の清掃をするよう指示。「議員は国民が行っているのと同じことができなければならない。国民に何かしてほしいことがあれば、あなた方が率先しないといけない」と訴えていた。
ミャンマーでは経済発展に伴ってごみの量が増加する一方、処理が追い付かず、ごみ問題が深刻化している。路上にごみを投げ捨てる人も多い。スー・チー氏は自らが先頭に立って模範を示した形だ。(バンコク時事)