小学生が職業体験型施設で税務署員に


東京・江東区の「キッザニア」で体験

 11日からの「税を考える週間」に合わせ、東京都江東区の子供向け職業体験型施設「キッザニア東京」に、17日までの期間限定で税務署ブースが設置された。東京法人会連合会が協賛した。

 参加した子供らは税金の種類や使い道について講義を受け、2014年4月からの消費税増税についても、高齢者人口の増加などが背景にあると説明を受けた。その後、実際に税務署員として施設内にある総菜店や土産物店を訪問し、店から提示された帳簿と申告書類を付き合わせ、誤りがないか確認した。

 横浜市の小学6年中西春乃さん(12)は「どうして消費税が上がるのか疑問に思っていたが、分かってよかった。これからも税のことを考えたい」と話した。