「浪江焼麺太国」の“なみえ焼そば”が1位


愛知・豊川市で「B-1グランプリ」 最多64団体が参加

ご当地グルメの祭典「第8回B-1グランプリ」で、ゴールドグランプリに輝き喜ぶ浪江焼麺太国のメンバーら=10日午後、愛知県豊川市

ご当地グルメの祭典「第8回B-1グランプリ」で、ゴールドグランプリに輝き喜ぶ浪江焼麺太国のメンバーら=10日午後、愛知県豊川市

 ご当地グルメを通じたまちおこし団体の祭典「第8回B-1グランプリ」が愛知県豊川市で開かれ、第1位のゴールドグランプリに10日、「なみえ焼そば」を出品した「浪江焼麺太国」(福島県浪江町)が選ばれた。

 今回は33道府県から過去最多の64団体が参加。9、10日の2日間で約58万人がご当地グルメに舌鼓を打った。来場者は自分が食べた店で使った割り箸を投票し、重量順に1位から10位まで発表された。

 なみえ焼そばは極太の麺が特徴で、豚のバラ肉とモヤシを炒めて濃厚なソースで仕上げる。浪江焼麺太国代表で「太王(だいおう)」を務める八島貞之さん(45)は、「震災があったが、悪いことばかりじゃない。これからもまちおこしの活動をしっかりやっていく」と力強く語った。

 2位のシルバーグランプリは、十和田バラ焼きを出品した「十和田バラ焼きゼミナール」(青森県十和田市)、3位のブロンズグランプリは勝浦タンタンメンの「熱血!!勝浦タンタンメン船団」(千葉県勝浦市)がそれぞれ選ばれた。

 次回は来年秋、福島県郡山市で開かれる。