安倍首相が2013年訪露時に植樹した桜が開花


ロシア科学アカデミー付属植物園の日本庭園で

安倍首相が2013年訪露時に植樹した桜が開花

 安倍晋三首相が2013年4月に公式訪問した際、モスクワのロシア科学アカデミー付属植物園の日本庭園に植樹した桜が開花した。日露関係の発展に期待を込めた苗木は約2メートルとまだ小ぶりだが、来園者は「2年で一回り大きくなった」(市民の男性)と大切そうに見守る。

 すぐそばには、日ソ外交に尽力した父の故安倍晋太郎元外相が1986年に植えた桜があり、苗木はこの桜から分けられた。今では「親子桜」として楽しめる。日本庭園全体で桜は約250本あり、ロシアの祝日の4日には入り口で市民が行列をつくった。(モスクワ時事)