文化庁、文化交流使に「吉田兄弟」弟らを指名
海外で日本文化を紹介、イメージアップを図る
文化庁は13日、日本文化を海外で紹介し、イメージアップを図る2015年度の文化交流使に、津軽三味線奏者「吉田兄弟」の吉田健一さん(35)ら7人を指名した。
吉田さんは、兄良一郎さんと99年に「吉田兄弟」を結成。国内外で多岐にわたって活躍し、近年はソロ活動もしている。交流使として、16年3月から約1カ月間、スペインで公演したり、ロンドンの地元アーティストと共同制作したりする。
ほかに指名された交流使は次の通り(敬称略、年齢、活動予定国)
能×現代音楽アーティスト・青木涼子(フランス、ハンガリーなど)▽コンテンポラリーダンス・小野寺修二(48・ベトナムなど)▽写真家・畠山直哉(57・メキシコなど)▽能楽笛方藤田流十一世宗家・藤田六郎兵衛(61・アメリカ、英国)▽振付家、劇作家・矢内原美邦(タイ、マレーシアなど)▽料理研究家・柳原尚之(36・ニュージーランド、ブラジルなど)