安倍首相「水素革命へアクセルを踏み込む」


「水素ステーション」の開所式に出席

安倍首相「水素革命へアクセルを踏み込む」

トヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」への水素充填(じゅうてん)を模擬体験する安倍晋三首相。左は岩谷産業の牧野明次会長=13日午前、東京都港区のイワタニ水素ステーション芝公園

 安倍晋三首相は13日午前、東京都内に新設された、燃料電池車(FCV)に水素を供給する「水素ステーション」の開所式に出席した。首相は「日本は水素エネルギー革命のフロントランナーとなった。さらに力強く水素革命のアクセルを踏み込んでいく」とあいさつした。

 究極のエコカーと呼ばれるFCVの普及に向け、政府は2015年度中に、水素ステーションを全国に100カ所設置する目標を掲げている。

 東京タワー近くに新たにできた水素ステーションは都内で5番目で、都心では初めての固定店舗。FCVの広報施設もあり、一般の人が見学できるようになっている。