成田空港で東北6県の伝統芸能を外国人も鑑賞
震災からの復興を祈り、外国人旅客らに日本文化への理解を
成田空港第2旅客ターミナルビルで14日、東北6県の伝統芸能を披露するイベントが開かれ、海外に出発する旅客や見送り客らが鑑賞した。
イベントは東日本大震災から4年の節目に、被災地の復興を祈るとともに外国人旅客らに日本文化への理解を深めてもらおうと、成田国際空港会社が企画。2日間の日程で、東北出身の民謡歌手や楽器奏者、伝統舞踊の愛好家らが、各県自慢の芸能を演じる。
14日は、青森県の津軽三味線、宮城県の「すずめ踊り」、福島県の会津民謡が実演され、外国人旅客がスマートフォンで写真を撮るなどしていた。
15日は岩手県の「盛岡さんさ踊り」、秋田県の「西馬音内(にしもない)盆踊り」、山形県の「花笠踊り」が披露される。