建国記念の日、「國護り演説大会」を開催


「感謝と誇りが原動力」小学校教諭が優勝

建国記念の日、「國護り演説大会」を開催

 建国記念の日の11日、「國護り演説大会」(主催・株式会社キャリアコンサルティング)が東京・有楽町のよみうりホールに約800人を集めて開催された(写真)。  「國護(くにまも)り」の趣旨は、「世界の手本となる国、日本。そのためには、良い文化は伝え、悪くなったところは直す。国の未来は若者の質で決まる。公を考え、やさしい若者をつくる。実力者が要職に就き、誠実に働けば、国はすぐに良くなる」というもの。毎年建国記念の日に開催されており、今年は第7回となった。

 全国から応募の567人から選ばれた9人はこの日、政治、教育、食料の安全・確保、伝統文化の保護、安全保障などの視点から雄弁をふるった。

 優勝したのは、「國護りを考える」をテーマにした小学校教諭の星野薫さん(27)。「立派な日本人を一人でも多く育てるため」との願いを込めて、星野さんは担任の小6のクラスで「子供の国護り演説大会」を実施した様子を伝えながら、「感謝と誇りこそ国護りの原動力である」と語った。最後に「国護りは誰にでもできるので、一歩を踏み出しましょう!」と訴えると、会場から大きな拍手が送られた。