航空科学博、入場者500万人達成の記念式典
開館から25年で、成田空港に隣接する「航空科学博物館」で
成田空港に隣接する航空科学博物館(千葉県芝山町)の入場者数が21日、開館から25年余りで500万人に達し、同空港に本拠地を置く格安航空会社(LCC)バニラ・エアと春秋航空日本の客室乗務員らが参加して記念式典が行われた。
同博物館は1989年8月、日本初の本格的な航空専門博物館としてオープン。財政難に悩みながらも、理事長が無給を買って出るなどして特長ある展示を続け、年間20万人前後の入場者を維持している。
500万人目となった東京都目黒区の会社員谷本信二さん(47)一家にはLCC2社から無料航空券などが贈られ、長女の七海ちゃん(6)は「うれしい」と話していた。
同博物館は500万人達成記念として、来年1月中の入場者にLCC無料航空券などが当たる抽選応募券を配布する。