「津軽こけし館」で「干支こけし」作りがピーク

青森県黒石市の展示施設「津軽こけし館」で、来年の干支(えと)のひつじをかたどった「干支こけし」作りがピークを迎えている。こけし工人の阿保正文さん(31)は「ひつじは群れを成して生活する動物。家族の安泰や世の中の平和を願いながら作っている」と話す。
阿保さんは毎年、干支こけしを制作。縁起物として人気があり、今年も県内外から多くの購入予約が入っている。
ひつじの親子2体に台座が付いた箱入りセット(税込み3240円)が主力商品。阿保さんは「こけしがもっと注目されるようになれば」と期待を込め制作に励んでいる。