JR東日本、17年秋に鉄道博物館を拡張
外国人観光客のために多言語に対応
JR東日本は5日、2017年秋に鉄道博物館(さいたま市大宮区)に新館を開設し、展示面積を1・5倍に拡大すると発表した。投資額は約80億円で、本館も全面改装する。外国人観光客を呼び込むため、英語や中国語、韓国語に加え、タイ、フランス、インドネシアなど多くの国の言語に対応した展示を行う。
東北新幹線「はやぶさ」で使用する「E5系車両」の運転シミュレーターのほか、新幹線として初めて在来線に乗り入れた山形新幹線の車両「400系」を新たに展示する。
記者会見した冨田哲郎社長は「音と映像を活用し、鉄道の姿を多方面から見る新しい博物館をつくりたい」と語った。