楽天、格安スマホ「ゼンフォン5」を販売
30分通話で月額2200円、ネット上で2万6400円(税別)で販売
楽天は29日、子会社のフュージョン・コミュニケーションズ(東京)を通じ、台湾エイスース製のスマートフォン「ZenFone(ゼンフォン)5」(16ギガバイト)を発売すると発表した。インターネット上で2万6400円(税別)で販売する。11月8日から利用が可能だ。
平均的な月30分の通話の場合、利用料金は2200円(税別、高速データ通信量2・1ギガバイト)で、「携帯大手の6500円の3分の1」(三木谷浩史会長兼社長)になるという。本体料金を2年間の分割払いにすると、月1100円(税別)が上乗せされる。
三木谷社長は、割高な料金を理由にスマホ購入に踏み切れていないシニア層などが販売の中心になるとの見通しを示した。「楽天グループの会員数は9400万人いる。3~4年後には1000万台の販売を目指したい」と抱負を述べた。スマホ端末は来年2月までに2機種を追加する。