宇都宮市、全小中学校で一斉に「ギョーザ給食」
食文化に誇りを持ってもらうため、学校で栄養士が考案
宇都宮市の全ての市立小中学校で、市の名物のギョーザを使った給食が提供された。一斉に出されるのは初めて。
市の世帯当たりのギョーザ購入額は、1996年から15年連続で全国1位に輝いてきた。東日本大震災後は浜松市に譲ったが、昨年は3年ぶりに奪還した。こうした食文化に誇りを持ってもらうため、全ての学校で栄養士が揚げギョーザやギョーザスープ、ギョーザめしなどをそれぞれ考案。栄養バランスの良さを説明した資料も配布した。
市立東小学校では揚げギョーザが出され、児童らは「パリパリしておいしい」「野菜がしゃきしゃき」と笑顔を見せた。