レクサスで初のスポーツクーペ「RC」が発売
トヨタ、高級車ブランドとしてのイメージ向上を狙う
トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」で初となるスポーツクーペ「RC」を発売した。若い年齢層に人気のスポーツクーペをラインアップに加え、高級車ブランドとしてのイメージ向上を図る。
RCはガソリン車の「350」とハイブリッド車の「300h」の2タイプ。350は、V型6気筒3500ccの大型エンジンなどを搭載し、「滑らかな乗り心地と、F1車のようなきびきびした走りの両立を図った」(開発担当)という。300hは、ガソリン1リットル当たりの走行距離が23・2キロと、高い燃費性能を実現した。
独高級車のメルセデス・ベンツとBMWはスポーツクーペを持つ。両車に対抗するため、スポーツクーペ投入がレクサスの課題となっていた。
スポーツ車「RC F」も同時に発売。価格はRCが565万~678万円(北海道を除く)、「RC F」が953万~1030万円(同)。