小澤征爾さんが会見、「体づくりして臨む」
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」へ
指揮者の小澤征爾さん(79)は7日午後、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)が前日閉幕したことを受け、長野県松本市で記者会見した。1992年に始まったSKFは次回から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」に名称を変え、総監督を務める小澤さんは来年、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を指揮する予定で、「体づくりをして臨みたい」と決意を語った。
小澤さんは前日共演したバレエダンサー二山治雄さん(17)を「大成功して生のオーケストラで踊る機会が増えるだろう」と称賛。客席で鑑賞した作家の村上春樹さん(65)についても「楽屋で整体と言ったらよいのか、施術を2人で受けた」と裏話を披露した。
名称変更に伴い、小澤さんが松本の山をイメージして描き、フランスのデザイナーが制作した新しいロゴも発表した。