豪栄道、けがの回復は順調
新番付の発表で、大関の番付に「感慨深い」
大相撲秋場所(14日初日、東京・両国国技館)の新番付が1日発表され、新大関の豪栄道が東京都足立区の境川部屋で記者会見。大関としてしこ名が載った番付表を手に笑顔を見せ、「ずっと目標にしてきた地位なので、感慨深いものがある。大関は常に勝ちが求められる地位。すごく気が引き締まる」と心境を語った。
7月の名古屋場所まで昭和以降最長の14場所連続で関脇に在位。なかなか壁を破れずにいたが、2横綱2大関を倒して夢を実現した。「思い描く(理想の)相撲が何番か取れた。思い切っていけば、結果は出ると自信になった」と振り返った。
先場所中に痛めた左膝の回復も順調で、先週には土俵内での稽古を再開した。「秋場所はいい状態で臨めると思う。そろそろ申し合いも始めていきたい」と調整に自信をのぞかせた。大阪に帰省した際は大歓迎を受けたといい、「期待されるのは光栄なこと。優勝を目指し、精いっぱいやるだけ」と気合を入れ直した。