警視総監が歌舞伎町巡視、年末年始の特別警戒
警視庁、警察官1.9万人を動員し繁華街など一斉警戒
人出の多い年末年始の犯罪抑止に向け、警視庁は17日、警察官約1万9000人を動員し、東京都内の繁華街などで一斉警戒を実施した。新宿・歌舞伎町では大石吉彦警視総監が巡視した。
大石総監は午後5時すぎ、歌舞伎町交番で署員らを激励した後、飲食店や風俗店が立ち並ぶ繁華街を見て回った。巡視を終えた後、「明るい新年を迎えられるよう首都の安全・安心を守るため全力を尽くしていく」とのコメントを出した。
警視庁は、新型コロナウイルス禍に伴う自粛の反動で人出増加を見込み、例年より5日早い15日から年末年始の特別警戒を実施。来年1月3日までの期間中、延べ22万8000人態勢で犯罪や重大事故の防止、雑踏警備に当たる。