元監督の長嶋茂雄氏、身ぶり交え打撃指導も
巨人の宮崎キャンプを訪問、紅白戦や打撃練習見入る
巨人の宮崎キャンプに11日、元監督の長嶋茂雄氏が3日間の予定で視察に訪れた。1軍投手陣の投球練習や紅白戦などを熱心に見入る姿に、ファンや報道陣の注目を集めた。
メーン球場のスタンドが大きく沸いたのが、紅白戦後に行われた打撃練習。今キャンプに参加している松井秀喜臨時コーチが亀井を相手に打撃投手を務めると、長嶋氏も一塁ベンチ前のグラウンドに再び姿を見せた。その後、長嶋氏は打撃ケージ後ろまで歩を進め、身ぶりを交えながら亀井を直接指導する場面もあった。
「投手陣は出来が早い。まだキャンプも半分でしょ」と話した長嶋氏。かつてのまな弟子、松井臨時コーチの奮闘ぶりには「何といっても、松井は体が強いね。毎日、毎日(打撃投手で)投げてるわけだから」と感嘆した。
松井臨時コーチは「長嶋監督は球場が非常に似合う。毎日、(練習に)つき合ってくださった」と選手時代を懐かしんでいた。