任期折り返しの韓国朴政権 経済・安保で米中板挟み


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セウォル号事故から支持率低迷

 韓国の朴(パク)槿恵(クネ)政権が25日に任期折り返しを迎える。大型事故や大統領府の疑惑などで政権不信が募って以降、支持率は低迷したまま。外交では米中の2超大国との良好な関係をアピールするものの、経済と安全保障の利害がかみ合わず、その板挟みになっている。隣国である日本、同胞である北朝鮮とは関係改善の兆しが見られない。任期後半には総選挙(2016年4月)、大統領選(17年12月)が控えてお り、求心力低下がさらに進む可能性もある。(ソウル・上田勇実)


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