韓国野党ダメージ深刻、選挙惨敗で「反保守」漂流か


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17年大統領選へ模索続く

 韓国で先月実施された国会議員の再・補欠選挙で予想外の惨敗を喫した左派系第1野党・新政治民主連合(以下、新民主連合)。党の内外からは反省を促し、「解党的再出発」を求める声が上がっているが、リーダー不在などもあり前途は多難だ。(ソウル・上田勇実)

 先月30日の再・補欠選は、首都圏をはじめ与野党双方の地盤を含む広い範囲で実施されたため、民心を測る「ミニ総選挙」として関心を集めた。15選挙区のうち保守系与党セヌリ党の候補が11選挙区で勝ち、一方の新民主連合は4議席にとどまるなど、一方的な勝負に終わった。


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