テロの脅威高まるフランス 警戒強める産業関連拠点


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工場での爆発事件相次ぐ

 革命記念日の14日、南仏マルセイユ近郊の石油化学工場で爆発が起き、テロ事件として捜査が進められている。今年1月にパリで発生した風刺週刊紙シャルリエブド編集部への襲撃など一連のテロ事件以降、イスラム聖戦主義過激派によるテロの可能性がフランスで最高度に高まっている。(パリ・安部雅信)

 フランスでは、毎年恒例の革命記念日の祝典が行われた14日未明、マルセイユ近郊ベール・ベタンの石油化学工場内2カ所で爆発が起きた。死傷者はいなかったが、仏内務省は「事故ではなく、犯罪行為」として捜査を進めている。


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