「国益損失」で独政権窮地 米情報機関に産業スパイ疑惑


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連立与党からも批判

 メルケル独政権が窮地に陥ってきた。米国家安全保障局(NSA)と独連邦情報局(BND)が連携してネット上の無数の個人情報を収集し、機密プログラムを駆使して産業スパイ工作などを行い、ドイツの国益に損害を与えていたこと、その事実をメルケル首相、最側近のトーマス・デメジェール内相やペーター・アルマイヤー官房長官らは2008年以来、知りながら対策を講じなかった疑いが持たれているからだ。(ウィーン・小川 敏)


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