漆塗りを施した弦楽器4丁をお披露目


来年岐阜・高山市内で東京フィルが演奏

漆塗りを施した弦楽器4丁をお披露目

 岐阜県高山市は、木目の美しさを生かして木工品に漆を塗る市の伝統工芸「飛騨春慶塗」を施した弦楽器を制作し、お披露目した。来年3月に市内で開かれるコンサートで、東京フィルハーモニー交響楽団などが演奏する。

 弦楽器はバイオリンなど計4丁。イタリアの工房が途中まで制作した後、今年7月から約4カ月半かけ市内の職人が漆塗りを施した。弦を張る作業などを経て12月中旬に完成する予定だ。

 漆塗りは弦楽器に向かないとされるが、市内の音楽愛好家を通じて春慶塗を知ったイタリア人の弦楽器制作者の提案で共同制作が決まった。