スカイツリー展望台入場者、1000万人を突破
開業1年半、展望台人気続く
高さ世界一の電波塔、東京スカイツリー(東京都墨田区、634メートル)の展望台入場者が6日、2012年5月下旬の開業から1年半余りで累計1000万人を突破した。開業後9カ月で500万人に達した今年2月以降も勢いは衰えず、人気が持続している。
1000万人を突破したのは、地上350メートルの展望台「天望デッキ」の入場者。このうち半数が、さらに上の450メートル地点にある展望台「天望回廊」にものぼったという。
スカイツリーを運営している東武タワースカイツリー(東京)は「春は桜、夏は隅田川に浮かぶ屋形船など、季節に応じた眺望の良さが受け入れられている」(広報宣伝部)と話している。
セレモニーでは、1000万人目となった岐阜市の自営業、土田雅昭さん(42)ら一家4人に記念品と花束が贈られた。スカイツリーに初めて来た小学校5年生の長女奈々ちゃん(10)は「すごくうれしい。学校で自慢したい」と笑顔で語った。