宮原知子が卒業式出席、関大文学部に進学へ
「高校生活短く感じた」、フィギュア世界選手権女子で銀
フィギュアスケート世界選手権女子銀メダリストの宮原知子が13日、大阪・関大高の卒業式に出席した。昨年はNHK杯と全日本選手権を制し、グランプリ(GP)ファイナルでも2位と活躍。4月に関大文学部に進学する宮原は、「高校生活が短く感じた。勉強が大変な時期もあったが、諦めずにしっかりやってきた」と振り返った。
輝かしい実績を残し、同高から特別表彰を受けた。学業でも英語の模擬試験で校内6番になるなど優秀な成績を収め、競技としっかり両立した。
大学在学中に迎える2018年平昌五輪が大きな目標で、「絶対に出場したい」と意欲的。将来的には大技のトリプルアクセルにも挑むという。今後は18日開幕の四大陸選手権(台北)と3月末からの世界選手権(米ボストン)に臨む。四大陸は過去2年続けて2位に終わっており「優勝したい。そこから世界選手権につなげられたら」と話した。